【お知らせ】学校法人角川ドワンゴ学園の課題解決型プロジェクト学習(PBL)「空き家活用プロジェクト」に協力
「アキサポ」を運営する株式会社ジェクトワン(以下、ジェクトワン)は、学校法人角川ドワンゴ学園N高等学校・S高等学校(以下、N/S高)の課題解決型プロジェクト学習(PBL=Project Based Learning)「プロジェクトN」で行われた「空き家活用プロジェクト」に協力したことをお知らせいたします。
インターネットと通信制高校の制度を利用したネットの学校であるN/S高が提供する「プロジェクトN」とは、高校生が社会に出て活躍するための知識やスキルを身につける課題解決型プロジェクト学習です。2024年7月から9月にかけてオンライン通学コースで実施されたテーマは、「空き家活用プロジェクト」でした。
総務省統計局が2024年9月25日に公表した最新の「令和5年住宅・土地統計調査」の基本集計(確報集計)結果によると、日本の空き家数は900万2千戸と過去最多となり、日本の空き家は今後さらに増加すると言われています。本プロジェクトでは、その日本の社会問題である空き家について考える機会を設けると同時に、生徒が自由な発想で現存する空き家の活用方法を考え、実際に空き家問題を抱える岐阜県恵那市へ活用案を提案しました。
ジェクトワンは、空き家事業「アキサポ」で培ってきた空き家活用の知見を本プロジェクトに提供協力いたしました。具体的には、「アキサポ」の活用事例を授業用資料として提供、また生徒が考えた空き家活用の企画書に対し、当社で実際に空き家活用を企画実行している空き家プランナーが、実現可能性・持続可能性という観点から講評をいたしました。空き家問題を自分事と捉えた生徒の企画書は、将来の空き家問題解決の片鱗を示すものでした。
ジェクトワンは今後も学校法人、民間企業、行政と協力しながら、空き家の未来を見据え、空き家問題解決に取り組んでまいります。
■学校法人角川ドワンゴ学園 N高等学校・S高等学校について
N高グループは、インターネットと通信制高校の制度を活用した“ネットの高校”です。「IT×グローバル社会を生き抜く“総合力”を身につける多様なスキルと多様な体験」を掲げ、今のネット社会に合った新しい教育を実践しています。授業やレポート提出をネットで行うことで自分のペースで学べる高校卒業資格のための必修授業の他に、大学受験やプログラミング、小説、ゲーム、ファッション、料理、美容など多彩なネットでの課外授業や全国各地で行う職業体験により、社会で役立つスキルや経験も高校時代に身につけられるカリキュラムが特徴です。ネットコース、通学コース、オンライン通学コース、通学プログラミングコース、個別指導コースの5つのコースから選択できます。また、日々の学習は映像学習だけでなく、バーチャル技術を活用した体験型の学びを行うこともできます。
2016年のN高等学校開校後、2021年に2校目となるS高等学校を開校し、2025年4月に3校目となるR高等学校を開校準備中です。
Webサイト:https://nnn.ed.jp/