公開日:2023.02.17 更新日:2023.10.02
プロが教える!自己資金0円ではじめる「空き家活用」【成功事例多数】
増え続ける空き家の解決法として、空き家を貸し出す「空き家活用」が注目され始めています。空き家を負債から資産に生まれ変わらせられたら言うこと無しですよね。しかし、空き家活用のハードルとなるのがリノベーションや修繕などの費用面。何か解決策はないのでしょうか?
そこでこの記事では、空き家のプロ「アキサポ」が自己負担0円で空き家活用を始める方法を紹介。成功事例も合わせて紹介します。
目次
なぜ「空き家活用」が注目されているのか?
空き家活用が注目されている背景には、日本が抱える社会問題である「家余り」や「人口減少」などが関係しています。
そもそも空き家問題とは、人口減少や高齢化、土地圏への人口集中などが原因で起こっていると言われています。相続や親の老人ホーム入居などがきっかけで空き家が発生することはよくある例で、子供世代が管理しきれず空き家を放置してしまうこともよくあります。
空き家活用は、空き家を貸し出すと共に空き家管理の問題も解決してくれる手法です。さらに、賃料が入るため、固定資産税の問題解決にもつながります。
私たち「アキサポ」は、この仕組みを広め、日本の空き家問題を少しでも減らすために、空き家活用という手法にいち早く取り組んできました。
空き家は放置すれば負債ですが、活用できれば立派な資産です。自分の中だけで抱え込まず、空き家の専門家に相談することは、空き家問題解決に有力な一つの手段なのです。
空き家問題と対策事例などはこちらの記事で詳しく解説しています
空き家問題の対策事例と、それを支援する国や自治体の対策・取組とは?
「空き家活用」の最大のメリットは資産として残り、賃貸収入が得られること!
空き家活用の実例を見る前に、メリットとデメリットを簡単に解説します。
空き家活用のメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
空き家の放置リスクを減らせる | リノベーション・修繕費用がかかる |
継続的に賃料収入を得られる | 入居者のトラブル対応 |
資産を手元に残せる | 入居者募集の手間や空室リスクがある |
空き家活用のもっとも大きなメリットは、空き家を放置することで発生する、コストや防犯面などのリスクを減らしつつ、同時に収入も得られることです。問題解決をしながらメリットも得られるため、一石二鳥の方法と言えます。
また、実家を手放したくない場合や将来的に再利用したい場合も、所有権はそのままなので適した方法と言えます。
ただし、借り手を見つけるためにはどうしてもリノベーションや修繕が必要となるため、初期投資が大きいデメリットは避けられません。また、管理面でのトラブル対応や入居者募集の手間、空室リスクなども覚えておきましょう。
空き家活用のメリット・デメリットについてはこちらの記事で詳しく解説しています
空き家を賃貸に出すメリット・デメリット|自己負担0円で賃貸収入を得る方法とは
アキサポでは自己負担0円で空き家活用がはじめられる!
じつは、空き家活用のメリットを受けつつ、デメリットを解決する方法があります。それはアキサポをはじめとする「空き家活用サービス」を利用することです。
空き家活用サービスとは、事業者が空き家オーナーから空き家を借上げ、事業者側でリノベーションや修繕を実施、借り手を見つけて貸し出すという手法です。このとき、月々の賃料の一部を空き家オーナーに還元します。
また、借り手の募集や貸し出し後の管理も事業者側で行うため、オーナーは空き家を事業者に貸し出すだけでOK。自己負担0円で空き家活用が始められるのです。
アキサポは、そんな空き家活用の第一人者です。2021年には、『資産価値向上が期待できる空き家活用サービス No.1』『空き家活用サービス支持率 No.1』『不動産オーナーがお勧めする空き家活用サービス No.1』と空き家活用サービスの3冠も達成。空き家にお困りでしたら、ぜひお気軽にご相談ください。
「空き家活用」の成功実例6選!
ここからは実際にアキサポが空き家活用に成功した事例を紹介します。
一言に空き家活用と言っても、その使い道はさまざま。住宅のまま貸し出すこともあれば、店舗や宿泊施設にすることや、駐車場に生まれ変わらせるケースもあります。
どんな使い道が適しているかは、建物の特徴や立地、オーナー様の空き家に対する思いなど、複合的に決めていきます。
ここでは、代表的な6件をピックアップして紹介します。
「賃貸住宅」として活用した事例
昭和61年に建てられた木造瓦葺2階建の戸建て物件をリノベーションして貸し出した例です。
10年間空き家の状態でしたが、所有者ご夫婦が定期的に管理を行っていたため、状態は空き家だったと思えないほど良好でした。リフォームを実施したのは、水廻りをはじめとした必要最低限の部分のみ。入居したご家族も、オーナー様が築いてきた近所付き合いのおかげで、周辺住民の方とすぐに打ち解けたそうです。
「古民家カフェ」として活用した事例
築46年の一軒家を、曜日別に異なる店舗が出店できるシェアカフェにリノベーションした例です。シェアカフェにした理由は、オーナー様の「コミュニティの場となる場所が良い」という強い想いを受けたもの。周囲に飲食店がなかったため、この形をとっています。
また、この事業は、シェアカフェの企画・運営実績がある「omusubi不動産」と協力して設計・施工を行っています。
「民泊」として活用した事例
築115年の歴史ある京町家を後世に残すため、1日1組限定のラグジュアリーな宿泊施設に活用した例です。「古民家再生」をテーマに掲げており、アキサポがリノベーション~活用までを一括で手掛けています。
活用するうえで重視したのは、地域の「空き家対策」と京町家の「保存・再生」という2つのポイント。伝統文化の本質を残しながら、建物の魅力を引き出すアイデアを随所に盛り込んでいます。
「シェアハウス・シェアオフィス」として活用した事例
築60年以上の鉄筋コンクリート造の物件をダイニングバーとシェアハウスに活用した例です。コンセプトは「飲食店連動型」で、1階はダイニングバー、2~3階はシェアハウスになっています。
本物件は、複合施設の活用を手掛けた実績のある「スぺリアル」と共同で行っており、リノベーション後は、クリエイターの作品展示や地域イベントの開催などの場としても利用されています。
世田谷の空き家を“飲食店×シェアハウス×α”の地域活性化拠点へ
「駐車場」として活用した事例
築30年の木造平屋倉庫をバイクガレージに活用した事例です。視認性の悪さから不法投棄に悩まされていた物件でしたが、第一京浜近くというバイクユーザーが多い立地を活かし、賃貸バイクガレージに。立地の特徴からデメリットをメリットに転換した事例です。
不法投棄が続く空き家は視認性の悪さを利用してバイクガレージへ
「シェアキッチン」として活用した事例
空きテナントをシェアキッチンに活用した例です。この物件は2018年度豊島区創業チャレンジ支援施設解説事業補助金プロジェクトに採択された事業でもあります。
「コマワリキッチン」と名付けられたこのキッチンのコンセプトは「漫画のコマを割るように、1つの空間をシェアできる」こと。2つの業務用キッチンを並べ、同時間帯に複数の事業者を受け入れることが可能となっています。
完成後、近隣住民の方からは「人があたたかく、支援に積極的であった」という評価もいただきました。
創業チャレンジ支援施設開設事業で起業家向けイートイン付きシェアキッチンを開設
「空き家活用」をはじめてみたい方は、ぜひアキサポにご相談を!
「空き家活用が気になるけど、始め方が分からない」
「リノベーションや修繕費用が無い」
そんな悩みを抱えている方はぜひアキサポに相談してみてください。
個人で空き家活用を始めるには、資金や知識、ノウハウなど、さまざまな要素が必要で、どうしてもハードルが高くなりがちです。しかし、アキサポなら提案からリノベーション、借り手探しや管理まですべてお任せいただけます。しかも、自己負担0円から始められるため、資金面の課題も解決できます。
空き家は長く放置するほど負担が大きくなってしまいます。せっかくの住宅が負債になってしまう前に、お気軽にアキサポまでお声がけください。