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公開日:2024.05.17 更新日:2024.10.17

空き家を賃貸物件として貸し出すメリット・デメリット、流れを解説

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空き家を所有している場合、その維持や管理には少なからず苦労が伴うものです。昨今では、空き家を賃貸物件にして入居者を募り、安定した収入に結び付けるという方法が注目されています。

ここでは、空き家を賃貸物件にするとどのようなメリットが得られるのか、デメリットはあるのかなど、気になるポイントを解説。空き家を賃貸にするための流れについてもご紹介していきます。

空き家を賃貸物件にするメリット

空き家を賃貸物件にすると、空き家の所有者様はどのようなメリットを得られるのでしょうか。主なメリットを3つご紹介します。

毎月賃料収入が期待できる

空き家を賃貸物件にすることで得られる大きなメリットは、賃貸料として毎月収入が期待できることです。空き家を放置していると、それだけで最低限の管理をするための手間や維持コストがかかります。固定資産税、都市計画税といった税金も収めなくてはなりません。

しかし、空き家を賃貸物件として募集をかけ、入居者が決まれば、そこから毎月の収入が発生することになります。通常、入居者は数年のスパンで居住することが多いので、しばらくは安定した収入が見込めるでしょう。
また、一戸建て賃貸物件には一定の需要があります。特に、「のびのびと子育てがしたい」「ペットを飼いたい」「庭付きの物件でガーデニングを楽しみたい」といった希望を持つファミリーに人気です。

家を手放さなくて済む

家を手放す必要がないという点も大きなメリットです。空き家と土地を売却すれば資産を完全に失いますが、賃貸による収入を得ながら所有し続けていれば、売却といった将来の選択肢を保持できます。

今後、不動産市場が好調なときに資産価値が上がる可能性もあり、売却はそのとき実行することも可能です。経済的な困難に直面したときは、不動産を担保にして銀行などから融資を受けるという方法も考えられます。
特に将来、自分や家族がその家に戻る可能性がある場合や、家そのものに思い入れがある場合、家を手放したくない方にとって、賃貸物件にすることはひとつの手段となります。

空き家のままに比べて建物が維持しやすい

空き家を賃貸物件にすることは、建物の維持にも役立ちます。人が住むことで定期的な清掃やメンテナンスが行われ、必要に応じた改修や修理も行うことになるので、老朽化の進行を防ぎやすくなるからです。

建物が良い状態で維持されていることは、資産価値の向上にもつながります。また、空き家を賃貸物件として貸し出す際、その維持管理を専門の管理会社に任せることも可能です。
所有者様が物件の近くに住んでいない場合や、不動産管理に関する知識や経験が限られている場合などは、管理会社にお願いするのがいいでしょう。

空き家を賃貸物件にするデメリット

空き家を賃貸物件にすると多くのメリットを得られますが、注意すべきポイントも存在します。空き家を賃貸物件にするデメリットは、下記のとおりです。

リフォームやリノベーションが必要な場合がある

空き家を賃貸に出す際は、入居者のニーズに応えるため、また安全基準を満たすために、リフォームやリノベーションが必要になることがほとんどです。長期間使用されていなかったり、老朽化が進んでいたりする空き家であるほど、内装の刷新や設備の改善が不可欠です。

リフォームやリノベーションにかかる費用は、規模によってはかなり高額になる可能性があります。通常、この初期投資は賃貸収入を通じて回収することができますが、コストと家賃のバランスがとれていない場合、収益性が低くなるケースもあるので注意しましょう。

貸主としての責任が生じる

空き家を賃貸物件にすることは、貸主としての責任を負うことを意味します。これには、建物の維持管理だけでなく、入居者からの要望や問題に対処する義務も含まれます。
例えば、給湯器が故障した場合や配管の修理が必要になった場合、貸主は迅速に対応し、修理を行わなければなりません。

また、貸主は賃貸契約や住宅に関する法律、地方自治体の条例など、関連する法的要件を理解して遵守する必要があります。入居者とのトラブルが発生した場合には、法的手続きをとる必要が生じることもあり、これらは貸主にとって時間的、金銭的な負担となります。

空き家を賃貸物件にする流れ

空き家を賃貸物件にする場合、どのように入居者が決まり、賃貸契約が結ばれるのでしょうか。ここからは、空き家を賃貸物件にするための流れをご紹介します。

1. 不動産会社への相談

空き家を賃貸物件にするための第一歩は、不動産会社への相談です。不動産会社は、物件(空き家)の査定、立地の調査、賃貸市場での物件の位置付けなどについての情報を提供してくれます。
例えば、その空き家でどの程度の賃料が見込めるか、どのようなリフォームやリノベーションが必要かについてアドバイスを得ることが可能です。

その際、相談する不動産会社は、空き家を賃貸物件に活用するためのノウハウを持っていることが重要なポイントとなります。空き家の取り扱いやその地域での賃貸市場について豊富な経験・情報を持ち、コミュニケーションを重視する姿勢を持つ会社であることが求められるでしょう。
また、物件の改修、管理、入居者募集、トラブル対応などを一貫してサポートしてくれる会社であれば理想的です。

2. 媒介契約、入居者募集

不動産会社と良好な関係が築けそうだと判断したら、媒介契約を結びます。媒介契約とは、不動産会社に、賃貸に関する仲介を依頼するための契約です。この契約により、入居者募集や契約書類の作成など、所有者と入居者のあいだで行なうの賃貸契約が円滑に進むようサポートを受けることが可能です。

また、媒介以外に、代理と呼ばれる取引様態もあります。こちらは、不動産会社が所有者の代わりに入居者の募集などを行う形態で、入居者の決定や契約の締結などの権限も不動産会社に任せることになります。媒介と代理、それぞれにメリット・デメリットがありますので、契約内容をよく理解し、自分のニーズに合った形態を選択しましょう。
媒介契約や代理契約を結んだ後は、不動産会社が広告を作成し、入居者の募集を開始します。

3. 入居者と賃貸契約の締結

適切な入居者が見つかったら、賃貸契約の締結へと進みます。契約にあたっては、契約条件の確認、保証人や保証会社の手配のほか、敷金や前払い家賃の支払い条件など、多くのことに注意を払わなければなりません。

ただ、これらも基本的に不動産会社が主体となって行います。不動産会社が、契約内容が双方にとって公正であることを確認し、法的なトラブルを避けるためのアドバイスなども提供してくれるのが一般的です。

賃貸契約が無事締結された後は、入居者に鍵を渡し、入居者は住み始めることになります。契約締結後も、物件の管理やメンテナンス、トラブル発生時の対応など、不動産会社との連携が重要なポイントとなります。

空き家を賃貸物件にするには「アキサポ」の利用が便利

空き家の有効活用を考えるとき、賃貸物件への転用はメリットの多い方法です。特に、空き家を所有していて管理が大変だと感じている方、安定した収入に結び付けたいとお考えの方などにおすすめです。

一方、空き家を賃貸物件にするには専門的な知識やノウハウが必要なため、その一歩を踏み出すのをためらっているという方も少なくないでしょう。

株式会社ジェクトワンが運営する空き家解決サービス「アキサポ」は、空き家をコストゼロ(※)でリノベーションして有効活用できるサービスです。アキサポが空き家を借り受けて、所有者様に毎月賃料を支払うサービスで、所有者様が入居者を探す必要はありません。アキサポは、空き家を最適な形にリノベーションして貸し出すため、契約期間満了後には物件の資産価値が高くなって返ってきます。

空き家を所有していてその活用をお考えの方は、まずはお気軽にお問い合わせください。

※建物の状況等によっては、一部費用のご負担をお願いする場合がございます。

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