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公開日:2025.02.28 更新日:2025.02.28

一戸建ては買取と仲介どちらで売るべき?価格相場や高く売るポイントを解説

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不動産売買の方法には、「買取」と「仲介」があります。一戸建てを売却する際、一般的な方法として挙げられる仲介ではなく、買取を検討する方もいるのではないでしょうか。買取にはメリットがある一方で、デメリットもあります。どちらを選択するか検討する際は、買取と仲介について理解を深めることが大切です。

この記事では、買取と仲介の違いや、買取のメリット・デメリットを解説します。買取に適した物件の特徴などにもふれていますので、ぜひ参考にしてください。

一戸建ての買取と仲介の違い

買取と仲介の大きな違いは、売却先が異なることです。買取では、後に転売することを目的として、不動産会社が直接物件を購入するため、売却先は不動産会社です。これに対し、仲介では不動産会社が仲介役となり、個人の買主を探して売却活動をするため、売却先は個人です。

買取は、不動産会社が直接物件を買い取ることから、通常1週間から1ヵ月程度で売却が完了します。そのため、売却のスピードを重視する人におすすめです。ただし、買取価格は市場価格よりも低くなる傾向があります。

一方の仲介は、時間をかけてでも高値で売却したい人に向いています。不動産仲介会社が広告を出して買主を探すため、売却までに3ヵ月以上かかることもありますが、買取とは異なり、市場価格で売却できる可能性が高いでしょう。

一戸建ての買取と仲介の相場

一戸建ての買取相場は、仲介で売却した場合と比較して低くなるのが一般的です。物件の条件によっても異なりますが、市場価格の約8割程度が買取相場の目安とされています。買取の場合、不動産会社は転売益と修繕費用を確保する必要があるためです。買取を行う不動産会社は、物件を購入後に、再販売することで利益を得ます。そのため、買取価格には将来の修繕費や、場合によっては解体費用も考慮されます。

一方、仲介の場合は、修繕費用などが考慮されないため、市場価格に近い金額で売却できる可能性が高いでしょう。買い手が個人のため、希望価格で売却しやすいといった傾向もあります。ただし、売却するために、リフォームや修繕の費用を売主が負担する可能性もあります。

一戸建ての買取のメリット

一戸建ての買取による売却には、どのようなメリットがあるのでしょうか。ここでは、主な3つのメリットを紹介します。

売却までの期間を短くできる

前述したように、買取は仲介と比較して、売却までの時間を大幅に短縮できます。仲介では買主を見つけるまでに数ヵ月かかることもありますが、買取の場合は不動産会社が買主となるため、このプロセスが省略できるのです。

査定額に納得できれば、早くて1週間程度で売却手続きが可能です。そのため、転勤や相続など、急いで現金化する必要がある場合に適しています。

仲介手数料がかからない

買取のメリットの1つは、仲介手数料が不要な点です。仲介では、売買成約時に不動産会社へ成功報酬として仲介手数料を支払わなければなりません。仲介手数料は、法律で上限額が定められており、売却価格が400万円を超える場合、「(売買価格×3%+6万円)+消費税」となります。

不動産売買は高額な取引となるため、仲介手数料の負担も大きくなります。買取の場合、仲介手数料が発生しない点は、大きなメリットといえるでしょう。

契約不適合責任を負わない可能性がある

契約不適合責任とは、売買契約時に伝えられていなかった不具合が売却後に見つかった場合、売主が負う責任のことです。

仲介では、売主が契約不適合責任を負うことになりますが、買取の場合は「契約不適合責任免除」の条件で契約が交わされることも多くあります。そのため、売却後に予期せぬ問題が発覚しても、売主が修繕費用などを負担する必要はありません。売主は、売却後の不安やリスクを軽減できるでしょう。

一戸建ての買取のデメリット

一戸建ての買取には、理解するべきデメリットもあります。買取における2つのデメリットを紹介します。

仲介よりも売却価格が安くなる

前述のとおり、買取の大きなデメリットは、仲介の場合と比較して売却価格が安くなる点です。築年数が古い物件や大規模なリフォームが必要な物件では、市場価格の8割よりさらに買取価格が下がることもあります。

買取に対応している不動産会社を探す手間がある

一戸建ての買取では、対応している不動産会社を探す手間がかかることもデメリットです。不動産会社の多くは仲介専門であり、買取には大きな資金力も必要なため、対応している会社は限られます。さらに、一戸建てはシロアリや雨漏りなどのリスクが大きいため、買取後の修繕費用がかさむことも懸念されるため、多くの不動産買取会社は、マンションの買取のみに対応しているケースも見られます。

買取に向いている物件

仲介ではなく買取を選択するか否か悩んだときは、買取に向いている物件の特徴を確認するといいでしょう。買取に向いている物件の特徴は、下記のとおりです。

修繕や解体が必要な物件

修繕やリフォーム、リノベーション、場合によっては解体が必要なほど劣化が激しい物件は、買取に向いています。仲介では買い手が見つからない可能性も高くなりますが、買取なら需要があるためです。

不動産会社は、物件を買い取った後に自社でリフォームや修繕をすることを前提としているため、物件の状態が良くないことは、大きな懸念点にはなりません。築年数が古く、設備の老朽化が進んでいたり外壁の劣化が目立ったりする場合でも、基本的に買取の対象となります。解体が必要な物件では、解体費用を考慮した上で査定をしてくれる可能性は十分あります。

事故物件

いわゆる事故物件も、買取が有効な代表例です。仲介の場合、心理的側面から敬遠されがちなため、短期間で買主を見つけるのは困難といえます。しかし、不動産会社の中には、事故物件の取り扱いに長けた業者もあり、事故物件特有の問題に対処するノウハウを持っています。買取後の特殊清掃やリフォームなどを見据えて、適正な価格で買い取ってくれる可能性が高いため、事故物件は買取による売却が適しているでしょう。

仲介に向いている物件

一方、仲介にはどのような物件が適しているのでしょうか。ここでは、仲介に適した物件の特徴を紹介します。

条件がいい物件

好立地や築浅など条件が良好な物件は、仲介での売却に適しています。問題が少なく好条件がそろっている物件であれば、それだけ需要も高く人気が出るためです。例えば、「最寄り駅から徒歩10分」「築10年以内」「日当たりや見晴らしが良好」などの条件が該当します。

なるべく早く売りたいという場合でも、条件がいい物件なら価格を少し低めに設定するだけで、スムーズに売却できるでしょう。

リフォーム済みの物件

リフォームやリノベーション済みの物件も、仲介での売却に向いています。きれいに改修されていて、間取りも使いやすければ、相応の価格で売却できる可能性が高まります。

例えば、内装や外装が改築・改装されていたり、設備が一新されていたりする物件です。新築同様の快適性や利便性を備える物件は、一般的な中古物件と比べて付加価値が高くなります。

一戸建てを買取で少しでも高く売却するポイント

一戸建てを高く売却するためのポイントは、複数の不動産会社に査定を依頼し、比較検討することです。複数の査定結果を見比べれば、有利な条件を提示する会社を選べます。

また、不動産会社以外の売却先も選択肢に入れることをおすすめします。例えば、株式会社ジェクトワンが運営する空き家解決サービス「アキサポ」では、一戸建ての買取を行っています。立地や物件の状態に関わらず売却できるケースが多く、不動産会社以外の選択肢として有効です。

買取での売却を選択した場合、市場価格より安くなる傾向はあるものの、少しでも高く売りたいと考えるのは自然なことです。選択肢を多く持つことで、少しでも高く売却できる可能性を広げられるでしょう。

一戸建てを買取で売却する場合は、選択肢を多く持とう

一戸建ての売却方法には、仲介のほかに買取があります。物件の条件や状態によって、適した売却方法は異なります。急いで売りたい場合や修繕が必要な物件の場合は、買取が適しているでしょう。

また、少しでも高く売却するためには、複数の不動産会社に査定を依頼し、条件を比較検討することが大切です。不動産会社以外の売却先も視野に入れることで、より良い条件での売却が可能になるかもしれません。

一戸建ての買取は、株式会社ジェクトワンが運営する「アキサポ」の利用もおすすめです。アキサポでは、立地条件が悪い物件、管理ができておらず老朽化した物件など、不動産会社に買取を断られた物件でも対応が可能です。一戸建て売却のお悩みに対して親身に寄り添い、買取以外にもさまざまな選択肢の中から最適なプランをご提案いたします。まずはお気軽にお電話やお問い合わせフォームからご連絡ください。

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