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公開日:2024.09.26 更新日:2024.11.27

空き家の空き巣対策!狙われやすい空き家や犯罪のリスク、防犯対策を解説

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空き巣は、空き家に起こりがちなトラブルの中でも、注意すべきもののひとつです。空き家を狙った空き巣は珍しくなく、貴重な家具などが盗まれる場合があります。どのような空き家が空き巣に狙われやすく、またどうすれば被害を防ぐことができるのでしょうか。

ここでは、空き巣に狙われやすい空き家、狙われにくい家の特徴と、有効な防犯対策、空き巣の心配を減らすための空き家対策方法をご紹介します。

空き巣に狙われやすい空き家の特徴

空き巣の被害に遭いやすい空き家には、どのような特徴があるのでしょうか。これからご紹介するような特徴を持った空き家は、空き巣に狙われやすいといえます。

人通りが少ない場所にある

人通りが少ない場所にある空き家は、空き巣にとっては、人に見られずに出入りしやすいため、狙いやすい場所です。閑静な住宅地で、昼間に人通りが少ないといった場合は、近隣住民の目にとまる可能性も低いでしょう。
誰かに目撃される可能性が低い場所にある空き家では、大型家具を運び出すといった、大胆な犯行も行われやすくなってしまいます。

隣家と離れている場所にある

1軒だけ離れた場所にあり、隣家と距離がある空き家も、空き巣にとっては目立たず侵入しやすい場所だといえます。誰かに見つかりにくい分、空き巣に狙われるリスクは高まります。

死角が多い

空き家が高い塀に囲まれている、空き家の四方が住宅に囲まれた旗竿地に建っている、庭に覆い茂った草木で通りから空き家が見えにくいなど死角が多いと、侵入した空き巣が身を潜めやすくなってしまいます。
空き家の中で何をしていても目立たないので、空き巣が侵入しやすくなります。

管理が行き届いていない

管理が行き届いていない空き家も、空き巣に狙われやすくなります。管理が行き届いていないということは、人が住んでいる可能性が低いと空き巣は判断するからです。

例えば、郵便受けから郵便物がはみ出している、庭の草木が生い茂っている、門扉や塀の一部が壊れたままになっているといった状態だと、空き巣に目をつけられてしまう可能性が高まるでしょう。

空き巣に狙われにくい空き家の特徴

空き巣に狙われにくいのは、空き巣にとって侵入するリスクが高い空き家です。具体的には、下記のような特徴を備えた空き家になります。

死角がない

周囲に死角のない空き家は、空き巣からしてみれば、誰かに見つかりやすく、通報されるというリスクがあるので、空き巣に狙われにくいでしょう。

例えば、高い塀などがなく周囲から見えやすい、常に近所の方や通行人の目がある、家主が定期的に訪れている形跡がある、庭の草木の手入れがなされていて身を潜める場所がない敷地では、空き巣にしてみれば誰かに見られる可能性が高いので、侵入を避ける傾向があります。

侵入に時間がかかる

空き家への侵入に5分以上かかる場合、空き巣は犯行をあきらめる可能性が高くなります。
玄関や窓がしっかり閉まっており、鍵も開けにくい構造になっている場合、空き巣が侵入するには時間がかかります。時間がかかると、その分誰かに見られる可能性が高まるので、空き巣はこのような空き家は避ける傾向があります。

反対に、ガラスが割れているなどで鍵を開けることなく建物の中に入れる、工具ひとつで鍵を開けられるといった構造の空き家は、空き巣に侵入されやすいといえるでしょう。

管理がしっかり行われている

一見して管理がしっかり行われているとわかる家は、空き家であっても空き巣に狙われる可能性が低くなります。
空き巣に入ったところで、手入れに来た家主と鉢合わせる可能性もありますし、そのような空き家はしっかり施錠されていることが多いため、侵入にも時間がかかると考えられるからです。

郵便ポストがきれいになっていたり、庭木が整えられていたりしていれば、空き巣は「管理がしっかりなされている家」だと判断し、空き巣に入っても失敗するリスクが高い場所だと考えるでしょう。

空き巣以外の空き家の犯罪のリスク

空き家に関連するトラブルは、空き巣だけではありません。空き巣の被害に遭いやすい家は、次のような被害に遭うリスクもあります。

放火

空き家に対する犯罪のひとつに、不法侵入者による放火が挙げられます。放火が起きると、建物が消失してしまうだけでなく、近隣の家に飛び火して、損害を与えてしまうケースもあります。
基本的に空き家の所有者が法的責任を負うことはありませんが、「簡単に第三者が火を出せる状況を作った」などの重過失が認められれば、損害賠償請求を受ける可能性もあるでしょう。

不法投棄

空き家が荒れていると、見つかりにくく、心理的にも罪悪感を抱きづらいといった理由から、不法投棄をされるおそれがあります。
一度、不法投棄が行われると繰り返し標的にされ、不法投棄された物に放火されるなどの被害を受ける場合もあるので注意しましょう。

犯罪拠点の利用

放置されたままの空き家は、犯罪の拠点として使われることもあります。ECサイトで不正購入した商品の受け取り場所にされる、詐欺グループの拠点にされる、大麻の栽培や違法薬物の受け渡し場所として使用されるなど知らないうちに犯罪に巻き込まれるケースがあります。

住み着き

管理されていない空き家は、不法侵入者が空き家に住み着いてしまう住み着きのリスクもあります。空き家に住み着かれてしまうと、火災や犯罪のリスクが跳ね上がり、犯罪拠点として利用される可能性も高まってしまいます。放火や犯罪拠点としての利用を防ぐには、住み着きを防止することが重要です。

空き巣から空き家を守るための防犯対策

空き巣に対する空き家の防犯対策には、どのようなものがあるでしょうか。ここからは、具体的な3つの方法をご紹介します。

防犯設備の導入

防犯設備の導入は、空き巣対策に有効な方法のひとつです。例えば、防犯カメラのほか、不審者が来た場合は自動的にライトが点灯して写真が撮影されるといった設備があります。不審者の侵入があればアラームが鳴り、セキュリティ会社に通報するシステムを導入するのも空き巣の防止に効果的です。

そもそもの侵入自体を防止する対策として、窓やドアに防犯フィルムを貼る、補助錠を設置するといった方法もあります。

定期的な管理

定期的に空き家を管理する、または管理サービスを利用して定期的に空き家を訪れてもらうのも、空き巣被害を防止する上で有効な対策です。ポストの郵便物の放置や庭木の放置は、空き巣から「十分な手入れがなされておらず、侵入しやすい場所」だとみなされる判断材料になってしまいます。

近場に住んでいれば、管理のために定期的に空き家へ通うことも可能ですが、遠方にお住まいの場合や時間的に訪問が難しい場合は、専門業者による管理サービスを利用しましょう。

近所付き合い

地域の交流イベントなどに参加し、近隣住民の方と信頼関係を築くことができれば、空き家の状態を気にかけてもらえる可能性もあります。親密な関係になれば、不審な人物の情報も共有してもらえるかもしれません。
地域活動には積極的に参加し、近隣住民の方との協力体制を構築しておくことが大切です。

空き巣の心配を減らすために行う空き家の対策方法

空き家は死角が多い場所にあるほど、また一見して管理が不十分だと思われる状態であるほど、空き巣に入られるリスクは高まります。
このようなリスクを減らすために、有効な空き家の対策方法をご紹介します。

空き家を売却する

空き家の対策方法のひとつとして、空き家を売却することが挙げられます。空き家を売却すれば、固定資産税などの支払いはなくなりますし、管理の手間から解放されるといったメリットも生まれるでしょう。
空き家の売却方法には、主に次のようなものがあります。

・不動産仲介会社に売却を依頼する
空き家売却のオーソドックスな方法として、不動産仲介会社に依頼して、空き家の購入者を探してもらう方法があります。
仲介手数料はかかりますが、不動産仲介会社があいだに入って売却活動を行ってくれるので、所有者の手間はかかりません。一方で、売却までに時間がかかる傾向があり、空き家の場所や状態によっては購入者が見つからないこともあります。

・不動産会社に買い取りを依頼する
空き家を直接、不動産会社に買い取ってもらう方法もあります。不動産仲介会社に売却を依頼する場合に比べて短期間で売却できる、築古の物件でも売却しやすいといったメリットがあります。また、仲介手数料も必要ありません。
一方、 不動産仲介会社があいだに入った売却金額よりも、手残りが少なくなる可能性が高いというデメリットもあります。

・自分で購入者を探す
空き家の売却には、不動産仲介会社を通さずに、自分で空き家の購入者を探すこともできます。
例えば、地方自治体の提供する空き家のマッチングシステム「空き家バンク」を利用して、直接自分で購入者を見つける方法があります。仲介手数料がかからないのがメリットですが、売却手続きなどを自分で行う必要があるので、トラブル防止のためには、ある程度不動産売買の知識が必要になるでしょう。

空き家を賃貸物件にする

空き家を賃貸物件として貸し出すという方法もあります。売却と違って空き家を手放さなくていいというのは大きなメリットです。さらに、人が住むことで建物が傷みづらくなる、日常管理の手間から解放される、賃料収入が得られるといったメリットも挙げられます。

デメリットとして、空き家の状態によっては貸し出す前に大規模なリフォームや修繕が必要になる、入居者とトラブルになるリスクがあることが挙げられます。また、空き家を賃貸物件にするには、リフォーム費用や管理費用などが必要です。

空き家を更地にする

空き家がひどく劣化しているので、売却するのも賃貸物件にするのも難しいという場合には、空き家を解体して更地にするという方法もあります。更地にした後は、売却したり、新たな建物を建てて活用したりすることが可能です。

ただし、更地にしたままの状態だと、負担する固定資産税額が3~4倍にもなる可能性があるため 、空き家があるときと比べて上がります。また、更地にする際は解体費用もかかります。空き家を更地にする場合は、かけたコストに見合ったものになるかどうか検討しましょう。

空き家から空き巣を守るためには、空き家の売却や管理、活用が効果的

空き家を管理が不十分なままに放置していると、空き巣の被害に遭うリスクが高まるため、きちんと管理をするようにしましょう。管理が難しい空き家はできるだけ早い段階で、売却したり賃貸物件にしたりして対策するのがおすすめです。

空き家の売却や活用をどのように進めていいかわからないという方は、ぜひ「アキサポ」へご相談ください。
株式会社ジェクトワンが運営するアキサポは、空き家に関するさまざまなお悩みに応えるための空き家解決サービスです。空き家のお悩みに対して親身に寄り添い、売却や活用などのさまざまな選択肢の中から最適なプランをご提案します。

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