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公開日:2024.06.20 更新日:2024.06.20

空き家買取の相場は?空き家を買い取ってもらうメリットを解説

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空き家を売却したいときは、不動産仲介会社(仲介業者)を通じて一般消費者に売却するほかに、不動産買取会社に買い取ってもらうという方法があります。買取業者に買い取ってもらうと、どれくらいの価格で売却できるのでしょうか。
ここでは、空き家買取の相場に加え、空き家買取によって空き家を売却するメリットについても解説します。

空き家買取とは、空き家を不動産買取会社に直接買い取ってもらうこと

空き家買取とは、不動産買取会社が買主となり、物件所有者である売主から、空き家となっている建物と土地を直接購入することを指します。買い取りを行う不動産買取会社側は、空き家をリフォームして販売するほか、用途変更して再販することで利益を得ます。

この方法では、一般的な不動産取引のように、不動産仲介会社が所有者と購入者のあいだに入りません。不動産買取会社が、直接所有者と交渉し、買い取りを行います。

空き家買取の相場

空き家買取における買取金額は、不動産市場価格の約5~7割といわれており、不動産仲介会社が仲介に入る場合よりも、買取金額が低めに設定されるのが一般的です。
これは、空き家買取を行う不動産買取会社が、リフォームや転用など、再販に向けたコストを負担するためです。つまり、「商品化のためのコスト」が差し引かれるということになります。

買取金額は、立地、市場の需要供給バランスなど、多くの要因をもとに決められます。
また、個別の物件自体の土地面積、建物面積、構造、間取り、築年数、必要とされるリフォームの規模なども買取金額に反映されます。適切な買取金額なのかを見定めるためには、複数の不動産買取会社に相談して査定を依頼し、査定額を比較するのが確実です。

国や行政は空き家を買い取ってくれる?

不動産買取会社でなく、国や行政に空き家を買い取ってもらうことはできるのでしょうか。現在のところ、空き家そのものを買い取るという制度は存在しません。
しかし、土地を国に引き渡すことができる「相続土地国庫帰属制度」が、2023年4月から開始されています。

相続土地国庫帰属制度を活用すれば、土地を国に引き取ってもらうことが可能

相続土地国庫帰属制度とは、相続などによって土地を取得した方が、一定の要件を満たした場合に、その土地を手放して国に引き渡す(国庫に帰属させる)ことができるという制度です。

わかりやすくいえば、手放したくても手放せない土地を国に引き取ってもらう制度です。これは、土地の処分を円滑に進めるために作られたものであり、土地を国に引き渡しても、所有者が対価としてお金を受け取ることはありません。反対に、申請時には審査手数料を、制度が使える承認を受けた場合には、10年分の管理費相当額を負担する必要があります。
手続きが完了すると土地は国の所有となり、自身は所有者としての権利を失います。

相続土地国庫帰属制度の要件

相続土地国庫帰属制度を利用する場合、空き家がある状態では土地を国に引き渡すことはできません。国庫に帰属させるには建物を取り壊し、更地にすることが前提条件です。
また、相続土地の国庫帰属を申請できる方は、相続または遺贈によって土地を取得した方です。また、相続または遺贈によって、土地の共有持分を取得した共有者も、共有者全員が共同で申請を行うことで、この制度を利用することができます。

国庫への帰属が認められない土地は、法令で具体的に定められており、申請の段階で直ちに却下となる土地と、申請しても承認されない土地の2種類です。
例えば、建物が建っている土地、担保権または使用・収益を目的とする権利が設定されている土地などは、申請の段階で直ちに却下となる土地となります。また、地下に井戸や古い水道管、浄化槽などがあり、これらを除去しなければ土地の管理や処分ができない土地は、申請しても承認されない土地のひとつです。
総じて、この制度を利用して土地を国に引き渡すのは、上記のようなハードルの高い要件をクリアしなければならないといえます。

空き家を買い取りしてもらうメリット

最後に、不動産買取会社に空き家を買い取りしてもらった場合の、売却するメリットを4つご紹介します。空き家の買い取りを検討されている方は参考にしてみてください。

短期間で売却できる

不動産買取会社に空き家を買い取りしてもらう最大のメリットは、スピーディーに売却が完了できる点です。不動産仲介会社に仲介してもらって空き家の購入者を探す場合は、3ヵ月~1年程度かかる場合が多くなっています。

それに対し、不動産買取会社に買い取りしてもらう場合、不動産買取会社が買い手となるため、市場で買い手を見つけるための期間を要さず、その後の手続きもスムーズです。空き家をすぐに現金化したいなら、非常に有効な方法です。

仲介手数料が不要である

2つ目は不動産買取会社が直接空き家を買い取るため、仲介手数料が発生しません。そのため売主は、空き家の売却額をそのまま受け取ることができます。※諸経費がかかる場合もございます。

仲介手数料は、物件価格に応じて、下記のような上限額が定められています。具体的な仲介手数料の額は不動産仲介会社によって変わりますが、基本的に法定上限額に設定している場合が多いでしょう。

<仲介手数料の法定上限額>
物件価格が200万円以下の場合:物件価格の5%+消費税
物件価格が200万円超~400万円以下の場合:物件価格の4%+2万円+消費税
物件価格が400万円超えの場合:物件価格の3%+6万円+消費税
※物件価格は税抜きの金額

ただし、物件価格が400万円以下と安く、不動産仲介会社が現地調査などの費用を要する空き家の場合は、特例として、売主があらかじめ承諾していれば、不動産仲介会社は売主である空き家の元々の所有者から仲介手数料ならびに現地調査などの費用を合わせ「最大18万円(消費税相当額は含まない)」を受け取れることになっています。

築年数が古くても売却できる

不動産買取会社が再利用を前提として購入するため、空き家の状態が良くなくても売却が可能です。
通常の不動産市場では買い手がつきづらい老朽化した空き家でも、不動産買取会社であれば取引対象となることが期待できます。

契約不適合責任を負う必要が原則ない

空き家の所有者は「契約不適合責任」を負う必要が原則ないため、所有者は法的なリスクから解放され、安心して取引を完了できます。
契約不適合責任とは、引き渡された物件に欠陥があったり不良だったりした場合に、所有者が負う責任のことです。

不動産買取会社は、物件の現状を把握した上で空き家の購入を決定します。また、仮に予測できなかった不具合があったとしても、ほとんどの場合、修繕やリフォームで対処することが可能です。

空き家を売却・有効活用するには「アキサポ」が便利

空き家をスピーディーに現金化したいときに、不動産買取会社に売却することは利用価値の高い方法です。ただし、売買価格が割安になるといったデメリットがあります。さらに、信頼できる不動産買取会社を選ぶことも重要です。売却を考えている方は、これらのことを考慮に入れて慎重に業者選びをすることをおすすめします。

株式会社ジェクトワンが運営する「アキサポ」は、空き家に関するさまざまなお悩みにお応えする空き家解決サービスです。空き家のお悩みに対して親身に寄り添い、売却や活用などのさまざまな選択肢の中から最適なプランをご提案します。空き家の売却についても所有者様の手間なく、スピーディーに取引が進むようサポートします。

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